2015年8月5日水曜日

街づくりのリーダー

社会人になって二年目、2009年頃、面白法人カヤックへの転職を結構真剣に考えてた時期がありました。社長の柳澤さんが面白いなって。

地域にイノベーションは起こせるか–福岡市・鎌倉市から学ぶ楽しい町づくり 
http://logmi.jp/80188
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鎌倉に本社があるカヤックの柳澤です。今日はカマコンバレーという活動の話ということで、カマコンバレーがどういう活動をしているか、どういう事例が生まれたか、あとかなりうまくいっていろんな行政の方が地方から見学に来るので……カマコンバレー式の仕組みを地方でもう5、6ヵ所展開して根付いているんですけれども、なぜうまくいっているか、と。この3つの話をすると5分ではたぶん終わらなくて。
吉田:5分でお願いします(笑)。
柳澤:終わらないので、なぜうまくいっているのかはあとで話そうと思って。じゃあカマコンバレーの仕組みを1分くらいでお話します。月に1回定例会をやっているだけです。地元のITとか、さっきデザインの話もありましたが、クリエイティブの企業や個人。都内で働いているような方が参加しまして。ただ実は中学生から80代くらいまでいるんですけどね。
毎月150人くらいが参加して。地元ですでにおもしろい活動をしている人をゲストで5組呼んで、1組5分でプレゼンをしてもらったあとに、自分が興味のあるところに分かれてクリエイティブやITでその活動に対してどんなお手伝いができるかをみんなで必死にブレストをすると。それだけをやっているだけです。
それをやるとやりたくなっちゃうので、さっきの話と一緒で自然発生的に手伝いたいチームが発足され、あとは分科会で勝手に行われていくと。さらにお金が必要なときは鎌倉専用のクラウドファンディングでお金を集めて支援すると。この流れを2、3年やっているうちに、いろいろな会社が生まれたり。
いろいろなプロジェクトが、自分がプレゼンを聞いていてやりたいと言って手を挙げてやることもありますし、お手伝いをしてその活動が大きくなることもある。さらに1年で60組プレゼンがありますから、町づくりに関わりたい人が何らかの形で参加できるようになるというということで、住んでいるのが楽しくなるという仕組みでやってるんですね。
中略
柳澤:自分ごと、つまり「この町は自分がつくっている」となると楽しく住めるようになる。これは会社でカヤックがそうだったので。「自分がこの会社をつくっている」となると、おもしろく働けるということだったので。
地域も一緒だろうということで、地域活動に関わる人が増えれば増えるほどたぶん好きになるんだろうと。全部自分ごと化して、それぞれ活動している人たちを勝手に応援して、参加していきましょうということでつくったんですけど。
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本物の街づくりのリーダーは、
皆の願いに純粋に関心を注いで「話そうよ」と根気よく語りかけ続け、
住民の自発的な対話と表現がシェアされるコミュニケーション機会を創っては愉しみ、
そのプロセスや体験やストーリーの面白さを世間にオープンにすることで、
街の外側の人々に対しても注目に値するケーススタディを提供し、彼らの関心にも開いたコミュニケーションで歓迎し、
シナジーを生むご縁を引き寄せ、自分たちの街づくりの意義や精神性やビジョンへの共感・共鳴を呼び、
巻き込んだマンパワーによって共同体内部における存在感とメッセージの説得力を拡大し、
意欲と協力の質量は台風のごとく大きくなってゆき、
不可能だと思われた理想を無理のない自然な展開で実現する。

そんなリーダー集団をつくる事業をやりたいと思っています。この柳澤さんの記事は参考になりました。

4 件のコメント:

  1. blog主様は今どんな仕事をされているのですか?

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    1. 地域に根ざした介護職と家庭教師です。加えて本シェアーズという屋号で個人事業を開業しています。

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    2. 素晴らしい行動力ですね、感銘を受けました。
      私は証券会社勤務の30歳です。
      証券会社の存在意義についてネットサーフィン中にたどり着きました。
      応援しております。

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    3. >証券会社の存在意義についてネットサーフィン中にたどり着きました。
      嬉しいです。私も証券会社で働きながら、多くの方の本やブログを読んでは、自分や社会について深く考えました。
      ありがとうございます。

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