2013年4月28日日曜日

披露宴に参列して

今日は友人の結婚式・披露宴に参列してきました。

彼は、前職で共に社会人デビューした同期です。大阪の独身寮から兵庫県の神戸支店へ一緒に通っていました。何度も飲みに行ったし、お互いの部屋で金融や将来について熱く語り合ったこともあった。仕事だけでなく、僕らは二人とも大学時代からの彼女と遠距離恋愛をしていて、愛について恋についてと打ち明けたこともあった。当時から付き合っていたその子と結婚に至って、ともに語り合った日々を振り返りながら、懐かしさと嬉しさで胸がいっぱいになりました。

とても良い気持ちでした。なんでしょう、この幸せな気持ちは。


そういえば、親族以外の結婚式・披露宴に参列したのは3組目です。

一人目は大学の先輩。

二人目は高校の友人。

そして今回は社会人の同期。


いずれもそれぞれに、それぞれの思い出がありました。今日も僕だけじゃなく、参加している方々には新郎新婦と深い縁があって、皆がそれぞれの胸に特別な思いを抱いていたことでしょう。それが全体を優しいムードで包んでいます。眼差しと拍手があたたかく二人に届いている。プロフィールビデオで流れる一つ一つの写真の背景を思って、「あぁ彼にも語られない人生がいっぱいあるんだよなぁ」と当たり前のことが垣間見えて、愛おしい感慨がしみじみと押し寄せる。親御さんの気持ちを思ったり、自身の披露宴や語られない人生シーンを振り返ったりして、勝手ながらそれを投影して、二人の生きてきた重みを感じとる。そして思う。

人と人との縁って、本当にいいなぁって。

以前より鮮明に感じました。年をとってきたからでしょうか。人生の縁と節目によって醸される人の心に、素直に感動するようになってきたようです。

平たくいうと涙腺が弱くなってきたという(笑)




二人の最高の幸せを、皆で分かち合う。

恵まれた縁への感謝を、皆で分かち合う。


いいですね。披露宴って。


ここまで感動した自分に少し驚き、披露宴って何だろうって思いました。

僕たちは最高に幸せです!っていう全力の前提で、絶頂に幸せな二人が主催して、その幸せを自分たちらしく表現してくれます。あなたに祝ってほしいです!って招待してくれて、あなたに感謝してます!って伝えてくれます。呼ばれた人達も、よかったね!って微笑む。その繋がりには、深みがある。歴史がある。迫力がある。味わいがある。まぎれもなく、真実の喜びを分かち合っている。


だから披露宴は素晴らしい。いや、それは二人が素晴らしいからです。

本当に今日は幸せな一日でした。

お二人の幸せを祝福できたから。分かち合えたから。

ありがとう。

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